【遊戯王】リミットレギュレーション(2017/01~)について 後編
前回は規制組について見ていきましたが、さて次は緩和組について見ていきましょう
エラッタされたカードが多いです
前回→http://zelotwo.hatenablog.com/entry/2016/12/22/155842
エラッタされた部分のみ効果及びステータスを載せます。
- 新制限
レスキューキャット(禁止)エラッタ有り
「レスキューキャット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。
名称ターン1制限と、呼んだモンスターの効果が無効化されるようになりました。
ん?
レベル3以下のモンスターを2体?
来るぞ遊馬!
インヴォーカーが出ますね。じゃあモルモラットが出るね。
召喚権を使うとはいえ、やはり強い。禁止だった理由が分かるね。
特筆すべき事は無いです。上に書いた通りです。
ゴヨウ・ガーディアン(禁止)エラッタ有り
地属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
チューナーに地属性の縛りが追加されました。やはりそのまま釈放するのは危ないだろうというコナミの良判断ですね。
「そのままでも良かったじゃーーーーん」という声が聞こえてきそうですが、こいつは効果よりも打点が2800あることが問題だと思います。
シンクロ召喚が始まった当初は《スターダスト・ドラゴン》に打点で勝てる為、相当猛威を振るったようで
フリーチェーンの破壊やらクリスタルウィングやら通告やらが跋扈するこの環境だとあまり見る機会が無さそうですね
氷結界の龍 ブリューナク(禁止)エラッタ有り
「氷結界の龍 ブリューナク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を任意の枚数墓地へ捨て、捨てた数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
名称ターン1、及び相手のフィールドのみ対象にとれる様に弱体化しました
ヴェーラー警戒で1回ずつ効果を使用したブリュはいないんだなあと。
相手のフィールドしかバウンスできなくなったおかげでループに関わることがなくなりました。これからは汎用レベル6シンクロとして活躍するのかな?
①:800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
奪えるのが通常召喚できるモンスターのみになりましたね。
縛りがキツくなったことを考えると《精神操作》の方が活躍しそうな気もします
使い道あんの?これ?
未来融合 - フューチャー・フュージョン(禁止)エラッタ有り
(1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
自分のエクストラデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、
そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。
(2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。
このカード(1)の効果で確認したモンスターと
同名の融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
要約すると、発動後次の自分スタンバイに素材を落とし、そのまた次の自分スタンバイに召喚すると。
やはり素材を落とす【インフェルノイド】や、【サイバー】などで使われるのでしょうか?
芝刈りとは違って任意のモンスターを墓地に送れるので上位互換とも言えそうですが、素材を落とすタイミングが変わったので、気をつけていきたいですね
王宮の勅命(禁止)エラッタ有り
このカードのコントローラーはお互いのスタンバイフェイズ毎に700LPを払う。
700LP払えない場合このカードを破壊する。
上記のようにコストを払うのが強制になり、自壊できなくなりました。
魔封じ同様、かなり厄介なカードになると思われます。
一つ注意として、ペンデュラムスケールは張れる、ペンデュラム効果は無効化されるということを覚えておいた方がいいと思われます。
ドランシアで割れたりサイフリート勅命できるのずるくない?
以上が新制限(緩和組)です。エラッタ祭りじゃな。
- 新準制限
特にいうことはありません。インフレによる緩和だと思います。
- 新無制限
甲虫装機 ダンセル
光天使スローネ
マスマティシャン
馬頭鬼
神の写し身との接触
甲虫装機は全盛期以上の力を手に入れ
テラナイトはセプタースローネをメインギミックとして採用できるようになり
ダンディライオンと合わせて植物シンクロが加速し
馬頭鬼に至っては「二枚で十分」と言われ
シャドールについてはよくわかりませんが、帰ってきたわけですね
過去テーマがこういう形で少しずつ強くなるのもいいですね。以前の環境トップがここに!って感じで
なかなかに仕事をした改訂だったのでは無いでしょうか?十二獣は置いといて
ただ、天キの制限は必要だったとはいえ、少し被害が大きすぎると思います。
ベイゴマはもうほぼわかっていたようなものなので……
拙い文章でしたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
次の環境が【十二獣魔術師】ってやばない?
【遊戯王】リミットレギュレーション(2017/01~)について【制限改訂】
先日、Vジャンプ二月号にて、2017年1月適用リミットレギュレーションが発表されました
見ていきましょう。とりあえず規制組をば
カッコ内は前制限です
- 新禁止
マジェスペクター・ユニコーン(制限)
誰も予想しなかったユニコーンですね、痛手を受けるのは【メタルフォーゼ】【マジェスペクター】くらいですかね。とはいえ、メタルはまだ《アルティマヤ・ツィオルキン》や、《クリフォート・ツール》からの《サイバードラゴン・インフィニティ》も残ってますし、マジェに至ってはスケールが揃わないから入らないという事もあるそうで
禁止になった理由としてはお手軽バウンス&マジェ耐性が挙げられると思います。
俺個人としてはそんなにコイツの処理に困らないんですけど、禁止になった理由に《SR ドミノバタフライ》のスケール8が関わってそうだなあって思っていたり。
はい次
- 新制限(規制組)
SR ベイゴマックス(無制限)
来ちゃったかー…まあしょうがない気もするわ。このカード一枚で無理なくワンキルルート作れるんだもん。詳細は省くけど。
ベイゴマタケトンボからのランク3を出す動きが主な理由かな?《MXセイバー-インヴォーカー》や、《トーテム・バード》など強いランク3が一枚で出せる、召喚権を使わずに!
被害が出るのは【ベイゴマタケトンボ搭載デッキ】(主に十二獣)【SR】辺りですかね
悔しいねぇ、ああ、悔しい。SRを使う身としては本当にこの規制は理不尽だと思っているけれど、環境の為のコラテラルダメージだと我慢しなければならない。割り切らなければならない!気分はダンセルを奪われた甲虫装機の気持ち。
氷結界の虎王 ドゥローレン(準制限)
お前もしょうがないよなあ、ループパーツだもん。全ての権化は【ドゥロソイヤ】だ。概要としては、ドゥローレン、グランソイヤ、ドゥローレンの三体でループさせるというもの。詳細はまた省かせていただく。
理由は上記の通り、ドゥロソイヤ一択ですわな
なんだかんだ悪用されてきたモンスターの一体だよね。いつもビクビクしながらツイッターに流れてくるドゥロソイヤを見てました。
餅カエル(無制限)
暴れすぎじゃい!【影霊衣】【HERO】でも出てくるし【ガエル】【バージェストマ】でも出てくるんだよコイツ。
自分の場の水属性を墓地に送ってカードの発動を無効にして、自分の場にセットする、墓地に送られた場合、墓地の水族を回収という噛み合いすぎた効果、ランク2という《バハムート・シャーク》に対応したステータス、無駄に高い攻撃力2200、かなりヘイトを集めたカードだと思われます。
よっしゃあ!とも、いかないんだよね、回収効果があるからね。
ただ、《浮幽さくら》で除外するモンスターではなくなったと思います。一枚のためにデッキに枠を割くのはあまり宜しくないというか。
これからも少しばかり注意を払っておくべきですね。
炎舞-天キ(天機)(無制限)
獣戦士族を持ってこれるカード。つまりモルモラットをサーチできるカード。このカードが制限になったことで、【月光】【妖仙獣】【炎星】その他獣戦士族を中心に置くデッキが半壊しました。【十二獣】はなんだかんだ言ってその勢力を落とさないと思います。だからといってこのカードを野放しにしておく理由にはなりませんけど。
はい。特筆すべき事は上で言った!
ユニオン格納庫(無制限)
スルーされるのでは?と懸念されていた【ABC】の規制ですね。かなり的確なところを突いていると思います。《テラ・フォーミング》を殺さず、【ABC】だけを上手く潰しに来てます。それもまだ一応戦える範囲で。
格納庫さえ潰してしまえばこちらのもの、思う存分戦えます。
やっと!こさ!【ABC】が潰れましたよ。これに付随して、浮幽さくらの枠が一枚開くんですよねぇ。
サイドデッキの構築を見直すいい機会になりそうです。
以上、規制組でした。
たったの六枚の規制、されど大きな六枚だと思います。
次に触れるのは緩和組ですが、一旦ここで切らせていただきます
キリがいいんでね。
時期環境十二獣魔術師ってマ?