【遊戯王】リミットレギュレーション(2017/01~)について【制限改訂】
先日、Vジャンプ二月号にて、2017年1月適用リミットレギュレーションが発表されました
見ていきましょう。とりあえず規制組をば
カッコ内は前制限です
- 新禁止
マジェスペクター・ユニコーン(制限)
誰も予想しなかったユニコーンですね、痛手を受けるのは【メタルフォーゼ】【マジェスペクター】くらいですかね。とはいえ、メタルはまだ《アルティマヤ・ツィオルキン》や、《クリフォート・ツール》からの《サイバードラゴン・インフィニティ》も残ってますし、マジェに至ってはスケールが揃わないから入らないという事もあるそうで
禁止になった理由としてはお手軽バウンス&マジェ耐性が挙げられると思います。
俺個人としてはそんなにコイツの処理に困らないんですけど、禁止になった理由に《SR ドミノバタフライ》のスケール8が関わってそうだなあって思っていたり。
はい次
- 新制限(規制組)
SR ベイゴマックス(無制限)
来ちゃったかー…まあしょうがない気もするわ。このカード一枚で無理なくワンキルルート作れるんだもん。詳細は省くけど。
ベイゴマタケトンボからのランク3を出す動きが主な理由かな?《MXセイバー-インヴォーカー》や、《トーテム・バード》など強いランク3が一枚で出せる、召喚権を使わずに!
被害が出るのは【ベイゴマタケトンボ搭載デッキ】(主に十二獣)【SR】辺りですかね
悔しいねぇ、ああ、悔しい。SRを使う身としては本当にこの規制は理不尽だと思っているけれど、環境の為のコラテラルダメージだと我慢しなければならない。割り切らなければならない!気分はダンセルを奪われた甲虫装機の気持ち。
氷結界の虎王 ドゥローレン(準制限)
お前もしょうがないよなあ、ループパーツだもん。全ての権化は【ドゥロソイヤ】だ。概要としては、ドゥローレン、グランソイヤ、ドゥローレンの三体でループさせるというもの。詳細はまた省かせていただく。
理由は上記の通り、ドゥロソイヤ一択ですわな
なんだかんだ悪用されてきたモンスターの一体だよね。いつもビクビクしながらツイッターに流れてくるドゥロソイヤを見てました。
餅カエル(無制限)
暴れすぎじゃい!【影霊衣】【HERO】でも出てくるし【ガエル】【バージェストマ】でも出てくるんだよコイツ。
自分の場の水属性を墓地に送ってカードの発動を無効にして、自分の場にセットする、墓地に送られた場合、墓地の水族を回収という噛み合いすぎた効果、ランク2という《バハムート・シャーク》に対応したステータス、無駄に高い攻撃力2200、かなりヘイトを集めたカードだと思われます。
よっしゃあ!とも、いかないんだよね、回収効果があるからね。
ただ、《浮幽さくら》で除外するモンスターではなくなったと思います。一枚のためにデッキに枠を割くのはあまり宜しくないというか。
これからも少しばかり注意を払っておくべきですね。
炎舞-天キ(天機)(無制限)
獣戦士族を持ってこれるカード。つまりモルモラットをサーチできるカード。このカードが制限になったことで、【月光】【妖仙獣】【炎星】その他獣戦士族を中心に置くデッキが半壊しました。【十二獣】はなんだかんだ言ってその勢力を落とさないと思います。だからといってこのカードを野放しにしておく理由にはなりませんけど。
はい。特筆すべき事は上で言った!
ユニオン格納庫(無制限)
スルーされるのでは?と懸念されていた【ABC】の規制ですね。かなり的確なところを突いていると思います。《テラ・フォーミング》を殺さず、【ABC】だけを上手く潰しに来てます。それもまだ一応戦える範囲で。
格納庫さえ潰してしまえばこちらのもの、思う存分戦えます。
やっと!こさ!【ABC】が潰れましたよ。これに付随して、浮幽さくらの枠が一枚開くんですよねぇ。
サイドデッキの構築を見直すいい機会になりそうです。
以上、規制組でした。
たったの六枚の規制、されど大きな六枚だと思います。
次に触れるのは緩和組ですが、一旦ここで切らせていただきます
キリがいいんでね。
時期環境十二獣魔術師ってマ?
【遊戯王】《SRドミノバタフライ》あれこれ
遊戯王公式から、プレミアムパックのジャンプフェスタ先行販売が発表されました。
おい!SR新規来たぞ!
では見ていきましょう
《SR ドミノバタフライ》
風属性 機械族 レベル2
効果/ペンデュラム/チューナー
スケール8/8
ATK100 DEF300
【P効果】
「SRドミノバタフライ」の②のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分は風属性モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
②:手札から風属性モンスター1体を捨て、除外されている自分の風属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
【モンスター効果】
このカードをS素材とする場合、ドラゴン族・機械族の風属性モンスターのS召喚にしか使用できない。
エクストラデッキから特殊召喚したこのカードは、S召喚に使用された場合に除外される。
強い!かーなーり!強い!
- 恵まれたステータス
レベル2なんですよ!レベル2!
SRモンスターで初めてのレベル2チューナーです。《タケトンボーグ》から持ってこれるレベル2チューナーというのは割と重要で、墓地に《魔剣ダーマ》場には何も無い、かつ手札は《タケトンボーグ》のみ、という状況下で、《クリスタルウィング》に繋げれることができるようになりました!
さらに、素引きした場合で、《スピードリフト》も同時に手札にあるという状況であれば、《ベイゴマックス》を墓地に置きつつ、レベル5のシンクロができます。
つっよ
- 恵まれたペンデュラム効果
手札の風属性を切って除外されている風属性を手札に戻す、というもの
最近だと、【十二獣】ケアでの《D.D.クロウ》、【召喚獣】の《召喚魔術》、さらにマッチ二戦目以降の《マッハゴーイーター》警戒などによる墓地除外が多い。そこの穴を埋めるかの如く生み出された効果であると。
コストに風属性を要求するが、それをメリットとして運用できるほどの効果、回収先も縛りは風属性であればいいので、【マジェスペクター】【WW】など、風属性テーマならばかなり有用な効果であると思う。
マクロコスモス状況下でも使えるのもいいですね
- ちょっとしたデメリット
シンクロ先に風属性のドラゴン族、または機械族を要求します。後に詳しく説明しますが、こいつがペンデュラムモンスターである事と関係があります。
そう、《ドミノバタフライ》ってペンデュラムモンスターなんですよ。シンクロ素材に使ったらエクストラデッキに行ってしまいます。
「じゃあ前の《パッシングライダー》とで呼び戻せばいいじゃん」と思うかもしれませんが、エクストラデッキから出てきたこのカードはシンクロ素材となった場合、除外されてしまいます。
さらに言うとパッシングライダーのスケール3なのでわざわざP効果を使ってスケールを1に下げて上スケール確保して……となると見合った結果は帰ってきません。
《DDオルトロス》然り、《竜剣士ラスターP》しかり、ペンデュラムチューナーはかなり制限が多いです。悪用を防ぐためですね。そこはしょうがないと割り切るしかありません。
さて、ここまで長々と書いてきましたが、結局はこの子とても有用なモンスターです。
上では触れていませんが、風属性の縛りとはいえ、スケール8としても機能します。これをうまく使いこなせるのはやはり【マジェスペクター】になるのでしょうか?
自分はよくわからないです
現時点では、ジャンプフェスタでの先行販売でしか正規入手は不可能なので、一般販売まで待つか、カードショップに並んだものを買うくらいしか手に入れる方法がありません
諸行無常やね
次の記事で2017年1月施行のリミットレギュレーションについて触れていきたいと思います。
現実はかなり理不尽だ